ルート①・②



①プロローグ

プロローグでは、「謎解き」はありません。
基本設定にも書きましたが、兎赤は遠距離です。(付き合ってはいません)
赤葦は仕事がとても忙しく、この日帰宅したのも日付が変わってしまってから。
疲れ切ってはいるけれど、週末に木兎さんの試合を観に行くことだけを支えに毎日仕事を頑張っている…という感じ。
夕飯を食べたり、お風呂に入る気力もなく、ベッドに大の字になって目を瞑ったとたん、意識を失うように眠ってしまった、という場面です。

(まあ、目が覚めたら妙な部屋に押し込まれているわけですが…w)

必須描写は特にありませんが、眠ってしまう前に、木兎さんの笑顔を思い浮かべて「会いてぇなぁ……」とぽろっと呟く(思わず呟く)などの場面があると次のシーンに繋げやすくなるかな、と思います。
挿絵の場合は、赤葦の疲れ切った顔や、ベッドに大の字になっているところ、「会いたい」と呟いているところ、などでしょうか……。


②「誕生日足し算」問題

聞きたいなぁと思っていた声に何度も名前を呼ばれ、目を覚ましたら会いたいと思っていた男(木兎さん)が目の前にいた、という場面です。
木兎さんは大阪にいるはずなので、これは夢だなと思うわけですが、木兎さんにも触れられるし自分の頬(木兎さんの頬でもいいですがw)を抓ったら痛いし…で、妙にリアリティがあるなと感心します。
目を覚ました場所は真っ白で、扉が一つだけある以外は何もない部屋。扉は鍵がかかっていて開きません。
扉の上に指令が表示されるパネルがある、または、どこからともなく指令を伝える声する等、どういう方法でもいいですが、謎(問題)を解かないと部屋からは出られないということを伝えてください。
肝心なこの部屋の「謎/問題」ですが、兎赤ふたりの誕生日を足していくだけの簡単な問題です。
(扉の横に、答えを入力するパネル的なもの?がないとダメですね…;)

お互いの誕生日の数字を全て足せ。ただし、2桁の数字は1桁の数字が2つとして考えること。
【例】
10月28日⇒1+0+2+8=11
9月20日⇒9+2+0=11


【正解】は
9+2+0+1+2+5=19
で19ですが、その描写は特に要りません。

文章や漫画の場合は、以下のような流れにしていただきたいです。
(一言一句同じ必要はありません)

兎「なーんだ、簡単じゃん。俺の誕生日が9月20日で赤葦のが12月5日だからー…」

葦「木兎さん、俺の誕生日知ってたんですね」
兎「え、それぐらい覚えてるよ。毎年みんなで祝ってるじゃん」
葦「それは……そうなんですが、てっきり木葉さんあたりが飲み会の連絡して、みんなで騒ぎたいから参加しているのかと……」
兎「『赤葦誕生日おめでとう!』って毎回言ってるじゃん!」
葦「その日を過ぎたらすぐ忘れる可能性も……」
兎「お前、俺をなんだと思ってるの?!」
葦「す、すみません。……ちなみに木兎さん、木葉さんの誕生日知ってます?」
兎「木葉の誕生日ぃ? 知るわけないだろ」
(木兎さんドヤ顔)
<この日は10月28日>
葦「……先月末にみんなで集まって『木葉さんおめでとう』言ったじゃないですか。ていうか木兎さんと10日しか変わらないですよ?」
兎「あ、そうだっけ?」

木葉さんの誕生日は「知るわけない」で、俺の誕生日は知ってて当たり前……なのか
(赤葦、心の声)

兎「さ、答え入力して出るぞ! て、なんでそんな怖い顔してんの?!」
葦「……なんでもないです」
(赤葦、照れているだけ)

・自分の誕生日を覚えられているとは思っていなかった
・自分の誕生日は覚えていて当たり前で木葉の誕生日は「知るわけない」
照れるけど嬉しい、という感じが出ていれば、台詞も描写もお好きなように変更していただいて構いません。
挿絵の場合は、木兎さんのドヤ顔でも赤葦の照れ顔でも、どの場面を切り取っていただいても構いません。




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