ルート⑧・⑨
⑧「論理問題」
⑧も、前の部屋で答えを入力したのに別の部屋に移動していただけ…という場面です。
この部屋も真っ白で、扉が一つだけある以外は何もない部屋。扉は鍵がかかっていて開きません。
入ってきた扉は消え、別の新たな扉が目の前に出てきた、という設定も②~⑦と変わりません。
扉の上に問題が表示されるパネルがある、または、問題が書かれた紙が落ちている等、どういう方法でもいいですが、謎(問題)を解かないと部屋から移動できないということを伝えてください。
2つの問題を解いて次の部屋へのパスワードを手に入れよ
(ヒント:①と②の答を続けて入力。英字は半角大文字)
①
A=2の72乗
B=3の36乗
C=4の45乗
D=5の27乗
A、B、C、Dを大きい順に並べよ。
②
ある日の午前中に雪が降り始めた。
除雪車が正午に除雪をし始め、1時間で2マイルの除雪をし、さらに次の1時間で1マイルの除雪を完了した。雪の降り始めた時刻は午前何時何分?
但し、雪は常に一定のペースで積もり、除雪車は時間あたり一定量の除雪をするものとする。
(ヒント:海外では「Snow Plow Problem」(除雪車の問題)として知られる有名な数学問題)
(ヒント:①と②の答を続けて入力。英字は半角大文字)
①
A=2の72乗
B=3の36乗
C=4の45乗
D=5の27乗
A、B、C、Dを大きい順に並べよ。
②
ある日の午前中に雪が降り始めた。
除雪車が正午に除雪をし始め、1時間で2マイルの除雪をし、さらに次の1時間で1マイルの除雪を完了した。雪の降り始めた時刻は午前何時何分?
但し、雪は常に一定のペースで積もり、除雪車は時間あたり一定量の除雪をするものとする。
(ヒント:海外では「Snow Plow Problem」(除雪車の問題)として知られる有名な数学問題)
①②の問題文が書かれた画像とヒントページはこちらで用意します。
扉を出る前に下のようなやりとりをさせてもらえると次に繋ぎやすくなるかと思います。
葦「①は累乗の問題ですね」
兎「累乗……?」
葦「②は微積分が必要なやつです、たぶん」
兎「び、びせきぶん?! ……てなに??」
葦「細かい説明は省きますが、なんとかなると思うので、まず①を解いてしまいましょう」
兎「わ、わかった! よろしく!」
葦「……解く気ゼロなんですね」
兎「赤葦がやったほうが正確で速い、確実に!」
(赤葦問題を解き始める)
葦「木兎さん、答えを入力して次に行きましょう」
兎「もう解けたの?!」
葦「①は解きました。②は、俺が自力で解いたわけじゃないですけど……」
兎「どういうこと?」
葦「ヒントのワードをググったら答えが載ってました。海外では有名な問題らしくて」
兎「そういうのアリ?!」
(答えを入力後、ドアノブを回して――)
葦「扉開いたんで、アリだったんじゃないですか?」
兎「累乗……?」
葦「②は微積分が必要なやつです、たぶん」
兎「び、びせきぶん?! ……てなに??」
葦「細かい説明は省きますが、なんとかなると思うので、まず①を解いてしまいましょう」
兎「わ、わかった! よろしく!」
葦「……解く気ゼロなんですね」
兎「赤葦がやったほうが正確で速い、確実に!」
(赤葦問題を解き始める)
葦「木兎さん、答えを入力して次に行きましょう」
兎「もう解けたの?!」
葦「①は解きました。②は、俺が自力で解いたわけじゃないですけど……」
兎「どういうこと?」
葦「ヒントのワードをググったら答えが載ってました。海外では有名な問題らしくて」
兎「そういうのアリ?!」
(答えを入力後、ドアノブを回して――)
葦「扉開いたんで、アリだったんじゃないですか?」
挿絵の場合は、上のようなやりとりをしている時の表情…でしょうか。
悲しんでいるとか怒っている場面ではないので、それ以外の表情(描写)であればOKです。
⑨天使と悪魔のなぞなぞ(正直な赤葦、嘘つきな赤葦)
⑨も、前の部屋で答えを入力したのに別の部屋に移動していただけ…という場面です。
入ってきた扉は前の部屋同様消えますし真っ白な部屋ですが、この部屋では新たに2つの扉があります。
扉の上に問題が表示されるパネルがある、または、問題が書かれた紙が落ちている等、どういう方法でもいいですが、謎(問題)を解かないと部屋から移動できないということを伝えてください。
ただ、この部屋では参加者様に問題は解いてもらいません。
木兎さんが問題を解きます。
入ってきたドアの正面の壁にLEFTと書かれたドアとRIGHTと書かれたドアがある。それぞれのドアの前には赤葦がひとりずつ立っている
◎ひとつは鍵があいている(移動できる)ドア、もうひとつは鍵がしまっている(ここから出られない)ドアである
◎ドアの前にいるどちらかの赤葦に一度だけ質問ができる
◎どちらの赤葦に質問しても、「はい(yes)」か「いいえ(no)」でしか答えてはくれない
◎どちらかの赤葦は正直な赤葦で、正直な赤葦は本当のことしか言わない。もうひとりの赤葦は嘘つきな赤葦で、嘘つきな赤葦は嘘しか言わない
◎正直な赤葦が立っているドアは開く。噓つきな赤葦が立っているドアは開かない。
正直な赤葦から鍵のあいているドアを聞き出し、部屋を移動せよ。
◎ひとつは鍵があいている(移動できる)ドア、もうひとつは鍵がしまっている(ここから出られない)ドアである
◎ドアの前にいるどちらかの赤葦に一度だけ質問ができる
◎どちらの赤葦に質問しても、「はい(yes)」か「いいえ(no)」でしか答えてはくれない
◎どちらかの赤葦は正直な赤葦で、正直な赤葦は本当のことしか言わない。もうひとりの赤葦は嘘つきな赤葦で、嘘つきな赤葦は嘘しか言わない
◎正直な赤葦が立っているドアは開く。噓つきな赤葦が立っているドアは開かない。
正直な赤葦から鍵のあいているドアを聞き出し、部屋を移動せよ。
ヒントページはこちらで用意します。
下のようなやり取りをさせてください。下線が入っているところが、ここのやり取りの中で重要な部分です。
(台詞は一言一句同じでなくても構いません)
葦「これは、有名な天使と悪魔のなぞなぞですね」
兎「つまり……この赤葦たちは天使の赤葦と悪魔の赤葦……? なんかちょっとエロいな」
葦「エロいとか意味わかんないんスけど。ていうか俺が天使とか悪魔なわけではないです。こういうなぞなぞのことを『天使と悪魔のなぞなぞ』って呼ぶんです。訊く質問は決まっているので――」
兎「ふうん。でもまあ早い話、正直なほうの赤葦を特定すればいいんだろ?」
葦「そうですけど」
兎「じゃあ簡単じゃん」
葦「え?」
(木兎、左(LEFT)の赤葦の前に立つ)
葦「ちょ、木兎さん?!」
兎「赤葦、俺のこと好き?」
(左(LEFT)の赤葦は「いいえ」と答えた)
兎「ふうん」
(木兎、赤葦を振り返って言い放つ)
兎「左(LEFT)の赤葦は嘘つきな赤葦。てことで右の赤葦が正直な赤葦で、右(RIGHT)のドアが鍵のあいてるドア!」
葦「ちょ、ちょっと待ってください! 左の俺が本当のことを言っているかもしれないじゃないですか」
兎「つまり、左の赤葦は俺のこと好きじゃないってこと?」
葦「そ、そういう可能性も……あるじゃないですか」
兎「俺のこと好きじゃない赤葦とかいるの?」
葦「……どこからくるんですか、その自信」
兎「まあ、ドアノブ回したらわかるんじゃない?」
兎「つまり……この赤葦たちは天使の赤葦と悪魔の赤葦……? なんかちょっとエロいな」
葦「エロいとか意味わかんないんスけど。ていうか俺が天使とか悪魔なわけではないです。こういうなぞなぞのことを『天使と悪魔のなぞなぞ』って呼ぶんです。訊く質問は決まっているので――」
兎「ふうん。でもまあ早い話、正直なほうの赤葦を特定すればいいんだろ?」
葦「そうですけど」
兎「じゃあ簡単じゃん」
葦「え?」
(木兎、左(LEFT)の赤葦の前に立つ)
葦「ちょ、木兎さん?!」
兎「赤葦、俺のこと好き?」
(左(LEFT)の赤葦は「いいえ」と答えた)
兎「ふうん」
(木兎、赤葦を振り返って言い放つ)
兎「左(LEFT)の赤葦は嘘つきな赤葦。てことで右の赤葦が正直な赤葦で、右(RIGHT)のドアが鍵のあいてるドア!」
葦「ちょ、ちょっと待ってください! 左の俺が本当のことを言っているかもしれないじゃないですか」
兎「つまり、左の赤葦は俺のこと好きじゃないってこと?」
葦「そ、そういう可能性も……あるじゃないですか」
兎「俺のこと好きじゃない赤葦とかいるの?」
葦「……どこからくるんですか、その自信」
兎「まあ、ドアノブ回したらわかるんじゃない?」
本来の正しい質問の仕方は、
・右側の赤葦に「こちらは左ですか?」…と訊く
▷正直な赤葦なら「いいえ」と答えるからそのまま進む。嘘つきな赤葦なら「はい」と答えるから反対の門に進む。
・地球は自転していますか? …と訊く
▷「はい」と答えたら、それは正直な赤葦なのでそのまま進めばOK!
など、正しい答えがわかりきっている質問をします。
なので、木兎さんの質問もあながち間違ったものではないです。
挿絵の場合は、上のやり取りを想像していただいて、お好きな表情や場面を描いてください。
スポンサードリンク